デジタルゲームの技術
デジタルゲームの技術 開発キーパーソンが語るゲーム産業の未来
- 作者: 松井悠
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2011/07/01
- メディア: 単行本
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2011年7月刊行
いわゆるTVゲームで使われている技術について、日本のゲーム業界の著名人達が説明している本。
めちゃくちゃ面白かったんだけど、最初に苦言。
苦言
に・・・ほん人・・・だけ?
この本のターゲットが、日本のゲーム業界自身なのかもしれないけど....なんだかなぁ。
実際読んでみると内容も
「日本ではこうやってきたが、海外では・・・これからは日本も・・・日本で・・・・」とかなんとか。あじゃぱー。
CEDECで見られる、なんか内包的というか内向的というか、内輪ウケでとどまってる感がある。きがする。別にその輪に入りたくて妬んでるわけなんだけどね。
内容
色んな技術を広く網羅していて、しかも専門用語とかではなく一般的にもわかりやすい・・はず。
- どうして使われたか?
- 現○○社は現在こんな体制
- これからはどうなるのか?
をわかりやすく説明してくれてる。
自分が全く知らなかったAI、サウンド、ネットワークなど、読めてよかったなと思う部分がおおい。
たぶんこの本の意義は
日本ゲーム業界の技術力向上
が主目的であり、
現在の日本のゲーム業界に対する、ゲームに使われる様々な技術の啓蒙
なんだろな。
教育的なことも含めて。
一発目が吉岡さん(CEDEC委員長)かいっ!って感じだけど、LOD的に情報共有の大切さ(&CEDECのすすめ)を初めに語ってる。その後に各技術の詳細・・・って感じ。