Interactive watercolor rendering with temporal coherence and abstraction

Adrien Bousseau, Matthew Kaplan, Joëlle Thollot, François Sillion
http://artis.imag.fr/Publications/2006/BKTS06/

リアルタイムで水彩画風にレンダリングをするフレームワーク
リアルタイムといっても3fpsでしたけど。
入力は写真でもポリゴンでもOK。
temporal coherenceへのアプローチを真剣に考えてて、結構実用的で良いかなぁ。

流れは大きく別れて二つのパス。

  1. Abstractionフェイズ
  2. 水彩画風エフェクトフェイズ

abstraction フェイズ

ポリゴンならばトゥーン、写真ならばcolor segmentation使ってある程度フラっトな絵作りにします。
その後にどちらでもMorphology smoothingをかけてる。

ポリゴンならば、トゥーンにはtemporal coherenceがあるので、OK。Morphology smoothingは時間軸上の統一はできないので、今回はfuture workだと。

水彩画風エフェクトフェイズ

こちらは、その抽象画にpaper effectなどをなし崩し的にやってます。
ただ、pigment density variationのtemporal coherenceを保とうとしているところが、結構テクニカルで面白い。
いわゆる「キャンバスすべらせない」系の論文よりも、結構シンプルで実用的。
うーん。面白い。


ということで、駄文のメモで終わらせる。